経営役員候補の人材プロファイリングを行う
Authenticプログラム

「経営層の選任における、本質的な資質を見極める」というコンセプトから開発した、
リードクリエイトが推奨するアセスメントプログラム

いま、企業経営における最も重要な意思決定のひとつが、「誰に経営を託すのか」という問いに他なりません。
社会・市場の不確実性が高まる中で、企業価値を持続的に高めていくためには、単に目の前の課題に対応するのではなく、将来の経営を託すにふさわしい後継人材をいかに見いだし、育て、選び抜くかという視点が不可欠です。

経営層の選任において重要なのは、過去の実績や肩書にとらわれず、その人が「経営をどう捉え、いかに意思決定するか」「どのような価値観を持ち、何を背負う覚悟があるか」といった、本質的な資質を見極めることにあります。そこには、従来の人事評価や人柄の印象だけでは掴みきれない、深層の思考や行動のスタイル、葛藤への向き合い方が色濃く表れます。

Authenticは、経営役員候補のプロファイリングに特化したアセスメントサービスです。経営シミュレーションを通じて、現実の経営に極めて近い意思決定環境を再現し、8つの資質の観点から、候補者の本質的な強みとリスクを可視化します。

私たちが大切にしているのは、「人を評価する」のではなく、「経営にふさわしい人選を支援する」ことです。Authenticは、そのための精緻なプロファイリングと、経営層による意思決定を支えるデータと知見を提供します。

経営人材共通の特性要素=資質を客観的に測定します

CEOや取締役などの経営人材に求められる要件は多岐に渡ります。たった一つの意思決定が、組織を発展にも破壊にも導いてしまう重要な役割を担うだけに、素養や適性の見極めは非常に重要です。また、「どのような人材に経営を任せるか」という考えそのものが、社内外のステークホルダーに対する強烈なメッセージであるため、現経営陣や外部の視点も盛り込んだものとして明確化しておかなければなりません。

コーポレートガバナンスコード(株式会社東京証券取引所, 2021年6月版)でも、CEOにおいては、「資質を備えた人物を選任すべき」と明記されており、経営人材に求められるのは、業界特有の要素、自社特有の要素に加え、世の中の経営人材に共通して求められる要素=経営人材の資質があると考えます。リードクリエイトでは、経営者に求められる資質を以下のように定義しました。

経営を担う上での根源的な素養であり、本人の環境・経験・人間的成熟を通じて、芽生え・開花し・洗練されていく可能性を持つ、内面的な基盤

資質は、知識やスキルのように、訓練で即座に獲得できるものではありません。行動の表れとして観察可能な場合もありますが、その根底には、価値観・信念・志向性といった可視化されにくい内的構造が存在するものと位置付けています。
Authenticは、上述の定義を前提に、以下の観点の測定を行うものとします。

  階層 8つの資質 定義
第一層 影響
経営者としての共感を引き寄せる存在感
魅了性 自身が本来有している個性や魅力を分析し、戦略的に引き付ける力
人材慧眼 人の能力や特性を見抜き、有効に活用していく力
第二層 洞察
経営者としての感性、方向性と深度を想定する嗅覚
先見的視野 経営環境の時流・潮目を捉え、潜在的な成長機会を見いだす力
経営感覚 持続的な事業活動に必要な収益・資産を確保しようとする姿勢
第三層 ドライブ
経営者としての動機の源泉、意思の核
高い志 実現したい未来に向けて自己投入していく姿勢
決断姿勢 困難もしくは不確実な状況下でも、自らの責任で果敢に意思決定する姿勢
第四層 内的核
経営者としての人物的土壌、在り方、心の礎
度量 好き嫌い、良し悪しの区別をすることなく真摯に向き合い、来るがままに受け入れる姿勢
倫理観 企業倫理に基づく自己の明確な価値基軸を有し、誠実に一貫した行動を選択していく姿勢

Authenticプログラムで求められる経営役員の真価が問われるクリティカルな意思決定

経営役員の意思決定は、「唯一絶対の正解」が存在するものではありません。大切なことは、一見すると相反する意思決定の質を理解し、自分の意思で明確に決め切ることであり、その決断に責任を持つ覚悟と言えます。Authenticにおいては、経営者が実際に直面する意思決定場面をシミュレーション化し、候補者の意思決定における軸や強度をプロファイリングします。

Authenticプログラムの全体像

Authenticは、対象者を評価・測定し、フィードバックすることを中心に、4つのステップで構成されます。特に大事にしているのは、各社のサクセッションプランにおける基本方針や制度設計・運用状況を踏まえ、現状の課題を明確化し、実装までのプロセスを一貫して支援することです。「人材要件の定義」を出発点に、外部機関であるリードクリエイトの評価と、自社内で行う評価との連動設計を通じて、より実効性ある仕組みづくりをご提案します。

Authenticプログラム各ステップの紹介

Step1. コンサルティングセッション

現状のサクセッションプランに対する問題意識の確認を含め、主には以下のステップでコンサルティングを実施し、プロジェクトの解像度を高めていきます。

ステップ 概要
事前ヒアリング
  • サクセッションプランの全体像(基本思想、対象・規模・期間、人材要件、意思決定機関など)の確認 ※これから策定の場合を含む
  • ゴールの設定と方法論の確認(対象とアプローチ方法、外部機関の支援範囲、期待値の確認)
人材要件の整理
  • 人材要件の詳細確認(範囲、定義)と課題の共有 ※要件設定のコンサルティングの場合はプランを別途提案
  • 社内で見極める領域と、社外が見極め可能な領域の整理 ※Authenticの基本要件の位置付け・意味付け
プロジェクトの設計
  • プロジェクト成果とスコープの確認
  • 前掲のStep2〜3における詳細設計(自社ビジョン演習など)とStep4の会議体の目的・進行方法の確認
成果物の確認
  • 納品物の確認 ※プロファイリングレポートの基本フォーマットなど
  • カスタマイズ要件の確認 ※報告の観点や領域、対象によって別途費用が発生
フォロー施策の検討
  • 候補者の評価後における育成支援策の確認(個別コーチングなど)
  • 育成・評価スキームの再設計支援

Step2. 評価セッション(経営役員シミュレーション)

1日間、経営役員の立場としての対応が求められるシミュレーションに取り組んでいただきます。自身の信念・基軸をもとに、様々な場面における意思決定と説明責任を果たしていきます。

Step3. リフレクション&フィードバックセッション

「Step2. 経営役員のシミュレーション」を振り返ることで、経営役員に対する期待値と自身の現状とのギャップに気づいたり、今後その期待に応えていくための課題を把握したりします。 

Step4. 経営人材インサイト・ブリーフィング

個別の役員候補者に焦点を当て、経営役員としてのプロファイリング結果を踏まえたサクセッションプラン上の重要な意思決定を支援します。主に、候補者の成長可能性や今後の投資対象としての位置付けについて、多角的に考察・検討を行います。

Authenticプログラムで提供するプロファイリングレポートの概要

よくあるご質問(FAQ)

Q.
サクセッションプランについて運用のポイントを教えてください
A.
まずは定義と範囲を明確化することです。「サクセッションプラン」「次世代経営者の育成」という言葉一つでも、誰を指すのか、どこまでを想定するのか、育成責任は誰が担うのかなど、曖昧になっているケースが少なくありません。まずは各社が定めるサクセッションプランの定義と範囲を言語化することが起点になります。
Q.
経営人材の要件を言語化する際のステップやコツを教えてください
A.

いきなり「要件」の考察に入るのではなく、まずは当該ポジションが果たすべき役割と責任を明確化することが起点となります。
そのうえで、特定ポジションにおける「個別性」と、同水準の役割を担う経営層としての「共通性」の観点で切り分けて考察することが重要です。「個別性」とは、当該ポジションにおける成果責任を果たすために必要となる専門性や経験です。「共通性」とは、特定ポジションに関わらず、経営層として持つべきスタンスや知識(経営知識や財務知識など)、能力(構想力やリーダーシップなど)が該当します。

Q.
経営人材の見極めと、部長や課長など管理職の見極めは何が違いますか?
A.

「組織の成果を創出する」という観点では、部課長などの管理職も経営者も求められる責任は同じです。したがって、必要となる「能力」には共通するものがあると考えます。一方で、組織の上位階層になるほど、責任範囲は飛躍的に広がり、ステークホルダーも増え、より複雑かつ高難度な意思決定が求められるため、スキルや能力を超えた素養が必要になってきます。例えば、幅広い教養や倫理観、人格的な魅力、自社へのコミットメントや覚悟など、組織における最終責任者としての資質を見極めることが重要であると考えます。

Q.
経営人材の見極めに適しているアセスメント手法は何ですか?
A.

経営人材に求められる要素は多岐に渡るため、「手法ありき」で検討することはお勧めしません。また、各社が設置している指名報酬委員会での最終判断なのか、サクセッションプランにおける人材プールの人選なのかによっても最適な手法は変わってきます。まずは、何を目的に、どの段階の経営人材の見極めを行うのかを定めた後、手法の検討に入ることが肝要です。
リードクリエイトが提供しているアセスメントサービスAuthenticは、経営シミュレーションを活用したアセスメントセンターという手法を採用しており、経営人材に求められる資質を見極めるために開発されたプログラムです。能力開発ではなく、経営役員を担うに足る資質を兼ね備えているかの判断を行うプロファイリングデータとして活用いただけます。

Q.
Authenticプログラムに公開コースはありますか?
A.

現時点では公開コースとしての開催は予定しておりません。なお、Authenticプログラムは、候補者1名様から導入いただけます。導入を検討されている企業様を対象に、体験の機会もご用意しています。
2026年3月開催「体験コース」のPDF資料を見る

Q.
Authenticプログラムは一度に何人まで受講できますか?
A.

最小1名、最大3名までが受講可能です。4名以上の場合は開催数を増やしての実施となります。詳細は担当まで問い合わせください。

Q.
Authenticプログラムはオンラインで実施できますか?
A.

原則、対面での実施となります。経営役員に求められる「資質」の見極めを行うプログラムという特性もあり、対面時の行動観察を重視しているため、オンラインでの提供は行っておりません。

Q.
Authenticプログラムは多言語対応可能ですか?
A.

日本語・英語での対応が可能です。詳細はお問い合わせください。

── Authenticプログラム「体験コース」のご案内 ──

Authenticプログラム体験コースの目的

経営役員の任命判断やそのサクセッションプランにノミネートできる人材を見極めることは、非常に重要な経営課題であり、その選定方法に妥協も失敗も許されません。外部機関による客観的なアセスメントが必要であることは理解していても、どういった考え方に基づくコンセプトで、どのような項目を、どのように評価するプログラムが、自社に適合するのかを判断することは容易ではありません。

リードクリエイトでは、「体験していただく」ことでしか、納得して導入いただけないと考えております。来年度以降に外部アセスメントを導入することを検討中、より適切なプログラムに切り替えたい。そういった企業様に、プログラムを体験・検証していただく機会として、このトライアルコースを企画しております。

Authenticプログラムのねらい

  1. 経営人材としての適性やポテンシャルを、客観的に評価・測定する
  2. 経営人材の任命判断や、サクセッションプランへのノミネートに活用する
  3. 対象者の成長課題を把握し、タフアサインを含めた能力開発に活用する

Authenticプログラム体験コースの内容

Authenticプログラムご紹介資料

内容

リードクリエイトが支援可能な範囲

  • サクセッションプランの全体像とスコープ
  • 経営役員に求められる人材要件と評価可能な範囲
  • 「資質」に対するリードクリエイトの考え方

経営役員適性プロファイリングアセスメント[ Authentic ]のご紹介

  • アセスメントの考え方
  • 経営役員に求められる8つの資質
  • 経営役員の真価が問われるクリティカルな意思決定
  • シミュレーションの概要
  • コンサルティングの全体像
    • プロジェクトの体制図(例)
    • Step1 ― コンサルティングセッション
    • Step2 ― 評価セッション(経営役員シミュレーション)
    • Step3 ― リフレクション&フィードバックセッション
    • Step4 ― 経営人材インサイト・ブリーフィング
    • プロファイリングレポート
  • 会社概要

動画

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