想い
成長し続ける
組織のあり方とは
働き⽅が多様化し、組織というコミュニティに所属することの意義や価値も変化しています。従来の物理的・即物的なものから⼼理的な領域の⽐重が⼤きくなる中で、そこで働く個⼈も、その集合体である組織においても、その関係性やあり⽅に向き合うべきタイミングを迎えています。
私たち人間は、組織に所属することや他者と交流することに何を求めているのか。唯一無二の正解はないのかもしれませんが、人間の本質に立ち返って考えた時、そこで働く社員の一人ひとりが、自分らしさと成長実感・貢献実感を得られることが大切な要素だと私たちは考えます。
そして組織に所属することの意義は、一⼈では成しえない壮大な挑戦への可能性が広がることであり、そこには目的や想いに賛同した仲間との協働があるはずです。
リーダーやメンバーが個々に活躍するだけではなく、各々が持てる力を結集して、新たな価値の創出に挑戦し続ける活力溢れる組織。私たちは、この組織を⾃⽴協創型組織と呼び、組織へのコミットメントを引き出す「目的への共感」、共に働く仲間へのコミットメントを醸成する「職場の一体感」、⾃身の仕事への誇りとコミットメントを⽣み出す「仕事への関与」を切り口に、理想の状態に近づくための多面的な支援を行っています。
未来を切り拓く
リーダーの資質とは
ある仕事の経験年数が業務成果に直結していた時代では、保有する経験という正解をメンバーに伝播することが組織マネジメント上の要諦でした。時代は変わり、正解を誰も持っていない中で探求模索する社会となってからは、⾃分の意思で未来を切り拓いていくリーダーの存在が不可欠です。
優秀なリーダーが共通して持つ資質は、「将来を見据えて新たなことに挑戦していく。日々発⽣する様々な問題に向き合い、周囲を巻き込んで解決へと導いていく。メンバーとビジョンを共有し、個の力を結集する。メンバー同士が協力し合える関係性を築く。そして誰よりも物事にコミットメントする信頼に足る⼈物である」といえます。
これらのリーダーに求められる要件は、国や地域、組織規模の大小や業種・業態に関わりなく、あらゆるリーダーに共通しています。なかでも大切なのは、新たな価値を創り出し、志やビジョンでメンバーを繋ぎ、共に成し遂げていく能力です。この⼟台の形成なくしてリーダーとしての成⻑はないといっても過言ではありません。
組織発展の鍵を握るリーダー⼈材を育むために、いつ、どのような刺激と機会を提供することが効果的なのか。私たちは、メンバーとの協創によって未来を切り拓いていくリーダーを協創型リーダーと呼び、経営・⼈事上の重要施策の環境づくりと共に、その成⻑を支援します。
何が人を成長させるのか
働き方、生き方の選択肢が増えた結果、一人ひとりのプロフェッショナルとしての自覚が求められています。真の自立に向けて何が必要か。会社という組織で働くことにどのような意義と価値を見出すか。これらの問いに対する⾃分なりの解を出すことが、成長への第一歩となるはずです。
プロフェッショナルとは、高い専門性と物事に向き合う姿勢によって形成されます。そしてこれにはゴールはなく、働くという選択をする以上は常に問われ続けるものでもあります。関係者から頼られる人材として自身を磨き続けること。入社一年目であったとしても、⾃分はプロフェッショナルであるという⾃覚を持つことが成⻑のスタートであり要諦です。
同時に、あらゆる仕事の本質は他者との交流の中にあります。どういう立ち位置で物事に向き合うか。何を自分が解決すべき問題として捉えるのか。こういった関わり方の違いの積み重ねが、物事へのコミットメントを生み、大いなる飛躍を遂げられるかどうかの分岐点となります。自分は何のために働くのか。社会や周囲に対してどのような貢献をしていくのか。私利私欲を超えた大義や夢を抱くこと。それがリーダーとしての成長に向けた第一歩となるのです。
真に自立したプロフェッショナル人材を如何にして育てるか。大きな未来を築くリーダー候補を如何にして育てるか。人の成長の本質は、「自身のあり方」に向き合うこと。
私たちは、自立的に自己を磨き、組織や社会に貢献していくことができる人材、自立型組織人の成⻑を支援していきたいと考えます。