プロジェクトの流れ

課題の整理、施策実施~振り返りまでの流れと概要をご紹介します

1. 課題共有~契約

各社が抱える人事上の課題、特にサクセッションや昇進昇格、登用などの「人選に関わる問題意識」をお聞かせいただき、その解決に向けたディスカッション行います。社内で解消できることも多数存在すると考えており、私たちが培ってきたソリューション事例なども情報提供しながら、各社の課題に合った最適な企画を提案します(本フェーズは、営業活動に該当するため、基本的には費用は発生しません)。
課題ヒアリング
現在抱えている問題意識について広く意見交換させていただきます。経営・事業を推進するにあたっての人事課題の解決に向けて、課題の整理、解決案の提示といった情報を提供することが可能です。
企画提案
抱えている問題や課題に対する解決案を企画書として提示します。問題の再定義や目指すゴールなどを可視化し、具体的な解決策のプランニングと、必要となる費用概算を提示します。
契約締結
提示した企画内容への大まかな合意形成の後、実行に向けた条件面の概略を確認の上、正式な契約を取り交わします。

2.役割分担~アセスメントプログラム実施

締結した企画・契約内容に沿って、アセスメントプログラムを軸とした「人選のステップ」を実行するフェーズです。
人選の対象となる候補者の人数規模に応じて、必要となる体制を構築し、実行責任者をはじめとする関係者間の役割分担のもと、アセスメントプログラムの実施、結果データの納品、報告までを実施します。
体制アサイン
企画内容を踏まえ、プロジェクト体制を構築します。アセスメントコース運営を統括する評価責任者のリードアセッサーを選任し、プログラムの詳細設計に入ります。評価を担当するアセッサーをアサインした後、実施に向けた準備を行います。
プロジェクト発足後の体制イメージ
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キックオフミーティング
運営責任者様と、リードクリエイト側のプロジェクト責任者によるキックオフミーティングを開催します。プロジェクトの目的やゴール、ステークホルダーからの期待値を確認するとともに、施策におけるKPI設定や運営に関するポイントの助言なども踏まえ、双方の役割分担と詳細の実行スケジュールを確認します。
事前施策の実行
候補者選定の指標設計、関係者への周知・教育など、アセスメントプログラム導入の目的に応じて、事前施策の実行およびサポートを行います。
アセスメントプログラム実施
候補者を対象に、シミュレーションを活用した研修形式のアセスメントプログラムを実施します。評価の精度および学習効果の観点から、1コースあたり20名を最大人数とし、振り返りやフィードバック面談までを含めた2日間コースを推奨しています。
事後施策の実行
対象者への教育プログラムの実施や、登用を見送られた人材へのキャリア面談、候補者の上司となる管理職層へのマネジメント教育など、導入した人選施策の効果的な運用に向けた支援を行います。
結果納品
企画の仕様に沿って、アセスメントプログラムで得られた結果データを納品します。主な納品物は、人事向けには、評定一覧表・コンフィデンシャルレポート・総合報告書、候補者ご本人向けにはフィードバックレポートがあり、目的に応じた報告物を納品します。
報告会
人事セクションの責任者や経営陣など、企画の目的に応じた関係者に参加いただき、納品データを元にした結果報告を実施します。昇進昇格の判定基準や、特定個人のプロフィール、育成施策への展開、各種人事制度への連結など、幅広く意見交換させていただきます。

3.企画振り返り・課題設定

企画全体の振り返りと、今後に向けた課題設定のフェーズです。
人選に関わる取り組みは、社員に大きな影響を与えます。登用後の育成施策への展開や、登用を見送られた人材へのフォローといった、企画に直接的に関連する対策に加え、報告会で議論された様々な人事課題に対する施策の検討や課題を抽出し、より良い組織づくりを継続的にサポートします。
プロジェクト総括
事前施策から事後施策までのプロジェクト全体の総括を行います。アセスメントプログラムを受講した候補者の状態や、人選後の組織への影響など、当初設定した企画のゴール到達度や、課題についてディスカッションを行います。
定期フォロー
定期的に打ち合わせの場をセッティングいただき、人事施策全般の状況や問題意識についての意見交換や情報提供を実施します。